黒酵母βグルカンは「水溶性βグルカン」が効果的
黒酵母は、黒酵母βグルカンという多糖類のなかま(繊維質)を作り出します。 黒酵母βグルカンは、食べても大丈夫な物質です。天然由来の食品添加物として厚生省も認めている食品です。 黒酵母βグルカンは、飲料水、たれ、パン、和洋菓子、餡類、冷菓類、食肉加工品、魚肉加工品、麺類、野菜浸漬剤、ジャム類、焼菓子類、餅類、ソフトキャンディー、フィルム状食品、調味料などに使われています。
「食用」として使われる黒酵母ですが、この、黒酵母の培養液(黒酵母βグルカン)には「免疫活性化」の効果が期待できるので、各メーカーは、この黒酵母βグルカンを用いた健康食品、サプリメントを開発しています。 キノコ類のアガリクス、メシマコブ、ハナビラタケ、ハタケシメジ、鹿角霊芝といえば、ガンに強い免疫作用がある食品として知っている人は多いのではないでしょうか? これらのキノコ類には、βグルカンが含まれていることから、ガンの予防や進行の抑制、がん治療の副作用の緩和を見込んだ健康食品やサプリメントとして数多く販売されています。 さらに、βグルカンにはキノコ系のほかに、フコイダンなどの海草系、酵母系あります。 (黒酵母は酵母系のβグルカンです) βグルカンの効果を期待するのなら、キノコ系やパン酵母系よりも、黒酵母のβグルカンを選ぶ方が良いとされています。
ただ、黒酵母βグルカンにも、2種類あります。「耐水性βグルカン」のものと、「水溶性βグルカン」のものです。v βグルカンの効果を期待するのなら、「水溶性βグルカン」を選ぶようにしてください。 黒酵母から生まれる黒酵母βグルカンの、しかも水溶性のものが体内に吸収されやすいとされるからです。 水溶性βグルカンは、水分中にβグルカンが均等に、かつ立体的に溶け込んでいるために生理活性が高いことが知られています。 まだまだ、がん予防などの効果がわかりにくい黒酵母βグルカンの分野ですが、他にも、化粧品の素材などにも活用されてきており、今後の研究の成果に期待したいところです。